今日はランドセルのお話しです。
ランドセルって年があけてから買うものかなーって昔は思っていましたが違うんですね。
購入者するのは8月がピークらしいです。生産数が少ない人気商品だどGW頃からすでに売り切れます。なので、特にこだわらないという方はまだ余裕がありますが、そうでない方はGWには購入を考えないと売り切れますよ。
ランドセル購入のポイント
- いつ買うか
- どこで買うか
- 色
- 素材
- デザイン
- 軽さ
- 丈夫さ
- 価格
私はこれだけカタログを取り寄せました!
じゃあ私の経験を基に簡単に説明します!
いつ買うか
さっき言ったように夏ごろがピークですがGW頃がお勧め。GWを過ぎると、人気商品は売り切れて行きます。
どこで買うか
大手スーパーやモールが3分の1のようですが、私は百貨店と工房を中心に見ました。
CMでよく見かける「セイバンの天使のはね」や「ハシモトのフィットちゃん」とかはイオンなどでも購入できます。
色
男の子は黒が3分の2、あと紺色、青が主流です。
女の子はピンク、赤、パープル、ブラウン、水色の順番です。
ピンクと赤でほぼ半分です。
1位は赤じゃないんですね・・・時代も変わりました。
男の子ほど色は偏らず、まんべんなくいろんな色を選択している感じがします。
私達は、赤を中心に見ていました。鮮やかなピンクは高学年になると飽きるかなって思って。基本赤に少しピンクが入っているかな~なんかは全然ありでしたけど。
素材
主なものに、人工皮革、牛皮、コードバンがあります。
人工皮革はクラリーノというものが有名。軽くて丈夫です。
コードバンでいうのは馬の皮で、艶があって手触りもスベスベです。
牛皮は昔からある定番のものです。
購入者の7割程度は人工皮革のようです。
デザイン
パッと見で全然違うものはないのですが、6年間使うものなので、子供に小さなこだわりを選ばせてあげたらいいと思います。
あと、背負う部分の形状や背中にフィットする場所のクッション材など、重さとは違った視点で、体感重量を減らすランドセルもあります。
A4フラットファイルが入るのは必須です。
あと、教科書の厚みも増えてきているので、奥行が大きめのもののほうがいいと思います。
軽さ
先輩ママさんが口をそろえて言うのが、ランドセルは軽いのを選んで!ってことでした。
昔と違って教材の重量がかなり増えているようです。子供の体に負担がかかり、問題にもなっているようです。文部科学省が家庭学習で使わない教材は学校に置いて帰るなどの配慮をするよう教育委員会に通知を出したくらいです。
重さの比較は
合成皮革(1100g程度)<牛革(1300g程度)<コードバン(1400g程度)
です。
同じ皮でもメーカーによって結構な差がありますので、それぞれのカタログみてくださいね。
丈夫さ
6年間持たずに壊れるランドセルは問題外です。普通は6年間の保証もついています。
ランドセル工業会の「ランドセル認定証」がついていれば安心です。
なので、丈夫さというのは壊れるというより傷みやすさかなって思います。
雨に強いのは人工皮革です。傷に強いのは牛皮です。
ただ、メーカーによっていろいろ工夫うしていると思いますので一概にはいえませんが。
価格
5万円~7万円位が中心です。
皮の種類別でいうと
人工皮革<牛革<コードバン
です。コードバンは希少価値があるので高いです。
メーカーごとに違いますが皮ごとの性能を大まかにまとめると下のようになります。
傷は目立ちにくさです。
5段階で5ポイントが優れているという意味です。
人工皮革
傷 ★★★★
軽さ ★★★★★
価格 ★★★★★
風合い★★★
牛革
傷 ★★★★★
軽さ ★★★★
価格 ★★★★
風合い★★★★
コードバン
傷 ★★★
軽さ ★★★
価格 ★★★
風合い★★★★★
といったところですかねー。
メーカーごとの特徴
私が感じたメーカーごとの特徴です。カタログ見たり、現物みたり、私見も入っています。ラインナップが複数ある場合は主要とラインナップと思われるものの特徴です。(主要ラインナップは私が勝手に決めました(笑)。すべて2020年4月入学用のモデルです。価格は税込み8%に統一しました。)
セイバン
- 1919年創業
- 天使の羽(肩ベルトの立ち上がりにより体感重量の軽さを実現)
- 多彩なラインナップ
- 持ち手
- チルトプレート(教科書の動きを抑制)
- 総内張り
- 左右連動背カン
- 3D肩ベルト
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ12cm
- 人工皮革(クラリーノ、アンジュエール)、約1280g、税込み62640
- 牛革、約1460g、税込み81000円
- コードバン、約1540g、税込み91800円
- 6年間修理保証
ハシモトBaggage(フィットちゃん)
- 1946年創業
- 肩ベルト立ち上がり
- 持ち手
- 多彩なラインナップ
- 左右独立背カン
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ12cm
- 人工皮革(クラリーノ)、約1190g、税込み55080円
- 牛革、約1450g、税込み84240円
- コードバン、約1500g、税込み108000円
- 6年間無料修理保証
土屋鞄製造所
- 1965年創業
- 超シンプルなデザイン
- 丈夫で品格のある佇まい
- アーティストとコラボしたデザインがある(かぶせ裏)
- 左右独立背カン
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ11.5cm
- 人工皮革(クラリーノ)、約1150g、税込み62000円
- 牛革、約1390g、税込み70000円
- コードバン、約1490g、税込み94000円
- 6年間無料修理保証
村瀬鞄行
- 1957創業
- 肩ベルト立ち上がり
- 持ち手
- S字に曲がった肩ベルト(肩ベルトが肩・胸・腰の体のラインに合わせた形状になっており、横揺れに強く、高いフィット感で体感重量を減らす。)
- 低反発メモリーフォーム(背当てには10mm、肩ベルトには5mmのメモリーフォームが入っており、高反発のウレタンスポンジと組み合わせてクッション性が保たれています。)
- 左右独立背カン
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ12.5cm
- 人工皮革(クラリーノ、コードレ)、1320g、税込み66960円
- 牛革、約1530g、税込み74520円
- コードバン(牛革、人工皮革のハイブリット)、約1430g、税込み100440円
中村鞄
- 創業1960年
- シンプルなデザイン
- シャトルクッション(背あて・肩ベルトには、NASAで使用されているものと同じクッション素材が使われています。)
- 左右独立背カン
- 一部カスタマイズ
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ11.3cm
- 人工皮革(ベルエース)、約1120g、税込み50000円
- 牛革、約1250g、税込み65000円
- コードバン、約1350g、税込み88000円
- 6年間無料修理保証
鞄工房山本
- 創業1949年
- 豊富なカラーバリエーション
- 背当ては硬さの違う2種類のウレタンフォーム
- 左右独立背カン
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ12cm
- 人工皮革、約1240g、税込み59000円
- 牛革、約1370g、税込み67000円
- コードバン、約1450g、税込み94000円
- 6年間無料修理保証
ランドセル工房生田
- 創業1950年
- セレクトオーダーが可能
- 持ち手(オプション)
- 左右独立背カン
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ12cm
- 牛革、約1380g、税込み55000円
- コードバン、約1440g、税込み75000円
- 6年間無料修理保証
池田屋
- 創業1950年
- 人工皮革と牛革のハイブリットランドセル
- シンプルなデザイン
- 持ち手
- 背当てには「ピンホール人工皮革」を使用。汗ムレ解消。
- 型崩れに強い変形防止板補強
- 全モデル雨カバー不要「防水素材」
- A4フラットファイル
- 内寸奥行マチ12cm
- 人工皮革(クラリーノ)、約1100g、税込み51840円
- 牛革、約1300g、税込み65880円
- コードバン、約1400g、税込み95040円
- 6年間完全無料修理保証
大まかに分けると
「セイバンの天使のはね」と「ハシモトBaggageのフィットちゃん」のふたつと、その他に分かれます。
天使のはねとフィットちゃんは多彩なラインナップ、豊富な機能性、持ちやすさ、軽さ重視です。使用している素材も、牛革、コードバンはほとんどなく、人工皮革のラインナップがほとんどです。
実用性があるのはこのふたつです。機能面でいうとフィットちゃんより天使の羽のほうが若干多いかなとは思いますが・・・・
なので、本革じゃないとダメっていう人以外はこの二つを選べば間違いないと思います。購入するのもスーパーやショッピングモールで売ってるので楽ちんです。
でも私は検討段階からこの2つは外していました。
それは、デザインがキラキラしているからです。
子供に選ばせたら、天使の羽とフィットちゃんは気に入ると思うんですが、入学当初はよくても高学年になってからもキラキラしたデザインのランドセルはどうかなーって私は思っています。
できればシンプルで上品なデザインのものがいいんです。でもそういうタイプの物は、機能性が少なかったり、重かったりでデメリットも多いので悩んでいました。
なので、工房みたいなところを数件回って、その中で子供に選んでもらいました。
私が実際に見に行ったのは、①土屋鞄製造所②中村鞄③ランドセル工房生田④村瀬鞄行の4カ所です。
①土屋鞄製造所
外観は伝統的なデザイン、皮もいいものを使っているという口コミ。
当初の第1候補。
②中村鞄
こちらもオーソドックスなデザイン。ただ、そのため他に勝るポイントも見つけられず見送り。
③ランドセル工房生田
豊富なカスタマイズが可能でデザインも色も私は一番気に入っていました。
見に行った4カ所のうち最後に回った工房で、もともと見に行くか迷っていましたメーカーです。ただ、現地でみると、このランドセル工房生田が一番になりました。
④村瀬鞄行
もともと第2候補だったところ。
最終的な私の好みは生田、村瀬、土屋、中村の順番です。
しかし・・・・・・・・・・
子供が村瀬鞄行のランドセルが気に入りこれがいい!!の一点張り。
村瀬鞄行は、色が少し赤すぎた(もう少しピンクよりのほうが良かった。)のと、重いのがネックでした。
ただ、ランドセルのフィット感を重視した作りになっており、体感重量は軽くなる性能があります。
実際、子供に背負わせても重くないって言っていました。
ランドセルの中に入る教材等の荷物の想定は2kgだそうです。
2kgの荷物を入れると結構重かったですよ。子供も油断していたのか、2kgの荷物を入れてランドセルを背負うと一瞬よろけていました。
結局は子供が6年間使うので子供の意見を一番尊重しないとだめなので、村瀬鞄行のランドセルに決めました。
他のメーカーの同素材より100g程度重いのですが、2kgの荷物があるのならそのうちの100gを考えるよりも、体にフィットして持ちやすいほうが結果的には疲れないのかなって思うようになりました。ただ、さすがに牛革は重すぎるのであきらめて人工皮革にしました。他のメーカーなら牛革を考えていたんですけどね。
あと、私達が購入を決めたランドセルはオプションで鋲を変えることができます。
価格も5月末までに購入すると1割程度安くなります。
他のメーカーのランドセルも早く購入するといろいろな特典があるかもしれませんね。
それよりも、気に入ったものが売り切れて購入できなくなると後悔するので、まだ何も考えていなかった人はラン活を早めにしてくださいね。
そんだけ!ほなまたね(^^)/
オレンジティー(@orangetea_osaka)でした♪