赤ちゃんを出産後の健康保険の加入手続きについて【被扶養者(異動)届】

こんにちは!オレンジティー(@orangetea_osaka)です(*’▽’)

赤ちゃんを出産したら、出生届、児童手当、健康保険、乳幼児(子ども)医療費助成制度など、手続きがたくさんあります。

その中でも、今日は健康保険のお話です。

乳幼児(子ども)医療費助成制度のところでも簡単に触れましたが、赤ちゃんを出産した時の健康保険加入手続きなどについてもうすこし詳しく説明します。

制度なんて詳しく知らなくていい!って方は、3番の「どんな給付が受けれる?」から読んでください。

日本の医療保険制度について

まず、日本の医療保険なんですが、国民皆保険の制度をとっています。

「皆」保険なので、全員何らかの公的医療保険に入らないとダメなんです。

入らないとダメって言われたらなんで?と思う方もいるかも知れませんが、全員が公的医療保険に入る事で、病気などもしもの時、全員が安い保険料で高度な医療を受けれます。

公的医療保険がない国だと、大きな病気にかかると医療費が数十万、数百万円かかる事もあります。場合によってはもっとかかる場合もあります。

日本にいたら嘘みたいな話ですが、アメリカなど実際にあります。

オバマ大統領の時に「オバマケア」という制度で医療保険の加入を義務付けましたが、トランプ大統領になって2019年から加入義務をなくしました。

なので、自分で任意で保険に加入するんですが、加入していない方も多くいるので、加入していない方が大きな病気などで高額な医療費がかかると自己破産になったりするんです。

日本では、国民皆保険によって全員が公的医療保険に入って安い保険料で高度な医療を受けれるので、安心して生活できるんです。

保険に入っている方から徴収する保険料だけでは足りない場合は、公費を投入してまで、国民皆保険の制度を守ってるんです。

健康保険の種類

全員が何らかの公的医療保険に加入すると、先程言いましたが、では、どんな保険に入るのでしょう。

1種類じゃないんですね。ややこしい!

どの保険に入るかは基本的にはどこで働いているかによります。

自営業は国民健康保険、中小企業サラリーマンなどは協会けんぽ、大企業サラリーマンなどは健康保険組合、公務員は共済組合といった感じです。

保険なので、保険者と被保険者がありますが会社が保険者で従業員が被保険者です。

大企業は従業員数が多いので企業自らが単独で保険者になったり、中規模の企業は共同で組合を設立して保険者になったりします。

公務員も人数が多く共済組合という組合がありますので共済組合が保険者になります。

中小企業などは自ら保険者になるのは難しいので、従業員は全国健康保険協会(協会けんぽ)を保険者にした健康保険に加入します。

自営業や無職の人は雇われていないので、上記のどこの健康保険にも加入できないので、国民健康保険に入ることになります。

国民健康保険は、国民健康保険組合の国保と市町村の国保があるんですが、一般的には市町村の国保の事を指します。

市町村の国民健康保険は都道府県と一緒に保険者になり、運営しています。

健康保険と国民健康保険。国民が付くかつかないかで違うんですね。うーん、ややこしいです。

まとめると、サラリーマンは健康保険、公務員は共済、その他自営業や無職は国民健康保険です!

サラリーマン健康保険
公務員共済組合
自営業・無職など国民健康保険

健康保険、国民健康保険、共済などいろいろありますが、これからの説明は特段説明がなければ健康保険としてひとまとめで説明します。

どんな給付が受けれる?

みんなが健康保険に加入するのはわかったけど、加入したらどんな恩恵があるの?どんな給付が受けれるの?と思うと思います。

給付の種類はいくつかあるんですが、代表的なものだけあげておきます。

・療養の給付・療養費・高額療養費費・出産育児一時金・傷病手当金

などが主な保険給付です。順に簡単に説明します。

療養の給付

療養の給付が一番一般的な給付ですね。

病院に行ったら保険証(被保険者証)を出して、診療という現物給付を受けて、一部だけ負担金をはらうものです。

普段は意識しませんが、その事を療養の給付と言います。

療養費

上記の通り普通は病院で保険証を提示して、一部の負担金だけで医療サービスを受けれますが、やむを得ない事情で医療費を全額自己負担した場合、後で請求して療養費として払い戻してもらうことができます。

高額療養費

重い病気などで、長期入院したり、治療が長引くと、医療費の自己負担額が高額になってしまいます。

そんなとき、自己負担限度額を超えた金額を超えた分が払い戻される制度です。

自己負担額は所得によって、数種類の区分があります。

出産育児一時金

赤ちゃんを出産する時、出産費として42万円助成してくれる制度です。

産院に支払う出産費を全額払ってから後で42万円請求する方法と、最初から42万円を引いた額を産院に支払う直接支払い制度があります。

☆詳しくは出産育児一時金で42万円ゲット!の記事を参照してください。

傷病手当

病気や怪我で長期間会社を休んだ時、事業主から十分な給料を貰えない時に支給されます。

一部負担金の割合

では、療養の給付の一部負担割合はどれくらいでしょう?病院では3割自己負担すればいいってなんとなく思っていると思いますが、年齢によって少しだけ違うんですね。

◎保険診療の負担割合を簡単な表にまとめてみました。

年齢負担割合
75歳以上1割負担
70歳以上2割負担
小学校就学後3割負担
小学校就学前2割負担

※70歳以上でも現役並みに所得がある方は3割負担です。

また、乳幼児(子ども)は健康保険により医療費が2割~3割負担になりますが、乳幼児(子ども)医療費助成制度によりさらに医療費が安くなります。
☆乳幼児(子ども)医療費助成制度の内容はこちら

赤ちゃんの健康保険加入方法

では、赤ちゃんを出産して健康保険に加入するには、どこに申請するのでしょうか?

基本的には職場に申請します。

健康保険は単独で保険料を払うのではなく、実は会社と折半して払っているんです。

なので、会社をとおして健康保険の加入手続きを行います。

※雇用されていない事業主や無職の方の国民健康保険は、市町村に申請することになります。

組合や協会けんぽが保険者、従業員は被保険者となって保険給付を受けれるんですが、では従業員ではない、配偶者や子供、生まれてきた赤ちゃんはどうなるのでしょう?

それは、被保険者ではなくて、被扶養者として被保険者と同等の保険給付を受けることができるんです。(※国民健康保険は被扶養者という概念がありません)

あくまで被保険者は働いている方。配偶者、子供などは被扶養者といいます。

被扶養者の申請も、健康保険に加入する時と同様に職場に行います。

職場などで申請を行ったら、扶養されている方にも被保険者証を交付してもらえます。扶養されている方で被保険者証を持っている方は、被保険者証をよく見てみると「健康保険被保険者証 家族(被扶養者)」と書かれていますよ。

◎簡単にまとめると次の表のとおりです。

会社・協会けんぽ
共済・市区町村など
保険者
従業員・自営業の方被保険者
従業員の家族被扶養者

赤ちゃんを出産したら、従業員の方は会社に被扶養者にする届け出をしましょう。国民健康保険は被扶養者という概念がないので、赤ちゃん自身を国民健康保険に加入する手続きをしましょう。

あと、夫婦共働きの場合、通常、赤ちゃんは収入が多いほうの扶養にはいるので、収入が多いほうの会社に届出します。

健康保険被扶養者(異動)届の書き方

赤ちゃんを出産して健康保険の被扶養者が増えれば会社に届出をするんですが、その時の申請する書類は「健康保険被扶養者(異動)届」というものです。

保険の種類によって、提出する書類などは違うんですが、代表的な協会けんぽで被扶養者を追加する時の記入例のリンクを貼っておきます。

日本年金機構のHPに、「健康保険(協会けんぽ)の扶養にするときの手続き」として、手続内容、要件、提出書類などが書かれています。

その中に健康保険被扶養者(異動)届の記入例もありますので参考にしてください。

☆日本年金機構HP(健康保険(協会けんぽ)の扶養にするときの手続き)

健康保険の保険料

最後に健康保険の保険料についてお話しします。給料から天引きされていると思うので、普段は意識しないと思いますが、参考までに説明しておきます。

健康保険の保険料は標準報酬月額(給与)×保険料率で計算します。

標準報酬月額は給与から計算するんですが、給与の平均額みたいなものです。

保険料率は頻繁に改定されるので、何パーセントって断言するのは難しいのですが、あえて大まかにいうなら10%前後です。

あと、健康保険、国民健康保険など保険の種類によっても変わります。

その保険料を、働いている方は会社と折半して払うことになるので、実質5%位になります。

健康保険の保険料は会社と従業員が折半、国民健康保険は全額負担

しかも、

健康保険の被扶養者は保険料がかからないが、国民健康保険は被扶養者という概念がないので、赤ちゃんも保険に加入して保険料がかかります。

なので、一般的には国民健康保険のほうが保険料が高くなります。

健康保険や国民健康保険について説明してきましたが、日本って安心して生活できる医療保険制度なんだなって思います。

保険料は支払わなければいけませんが、大きな病気になっても医療費の上限があったり、医療のレベルも高いです。

健康保険の手続きがまだの状態で赤ちゃんが病院で受診すると、あとの手続きが面倒なので出産後の赤ちゃんの健康保険加入手続きはお早めに!

そんだけ!ほなまたね(^^)/
オレンジティー(@orangetea_osaka)でした♪
オレンジティー
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